Vol.12 Cadillac PLACE 朝ドラのススメ Vol.12 Cadillac PLACE 朝ドラのススメ

April 20, 2018

NYの贅を尽くした熟成肉のステーキハウスへ。

Vol.12 朝ドラのススメ|Empire Steak House Roppongi

Text by

Taki Masashi

XT5 CROSSOVERでNYドライブ、を夢見て

美味しい熟成肉を食べたくなると、恋しいのは本場NYのステーキハウス。だがロングドライブが得意なCadillac XT5といえど、NYまでのドライブははちょっと手間だ。そこで日曜日、午前中の気持ちよく空いた首都高にのり六本木に向かうことに。六本木交差点から芋洗坂を下った右手に、エンパイアステーキハウスがあるからだ。そこはジャックとジェフ、ラスのシナナジ兄弟がマンハッタンに構えた“世界一おいしいステーキハウス”、Empire Steak Houseの海外第一号店である。ちなみに本店はハドソンストリート330にあるキャデラックハウスと同じマンハッタンにあり数マイルしか離れていない。首都高1号羽田線から時折のぞく京浜運河をハドソン川に見立て、XT5のNYドライブ(ただしバーチャル)を楽しんだ。

東京がエンパイア ステーキ ハウス、初めての海外出店の地に選ばれたのは訳がある。前述シナナジ兄弟はモンテネグロ移民で、もともとはNYの名店『ピータールーガー』でウエイターをしていた。独立してまず『ベン&ジャック ステーキ ハウス』をオープン。そのオープン当初、なかなか予約が入らなかった頃、大口予約が東京から入り、大いに励まされた。以来兄弟はTokyoをラッキープレイスとする日本贔屓に。昨年10月の六本木店オープンに当たっても二週間ほど滞在し、自らフロアに立っていた。彼らはNYで成功した今も毎日ダイニング入口に腰掛け、躊躇無くウエイターとして振る舞うという。

その日のメインは、看板メニューでもある専用熟成庫内(写真 下左)でドライエイジングされたプライムグレードビーフのエンペラーステーキと決めていた。前菜にエンパイアサラダ(写真 下右)をオーダーしたら、そこにもカナディアンベーコンがゴロゴロと。それもまた名物で、これに大ぶりのシュリンプ、ロブスター、生牡蠣を盛り合わせたシーフードプラッターをとるのが定番。……お腹を空かし出かけないと後悔しそうなので、ご注意を。ステーキハウスでシーフード? と思ったら肉前に海鮮、がNYスタンダードとのこと。ステーキハウスとは何につけ、贅を尽くし尽くされてしまう場所なのだ。

メインのエンペラーステーキはやはり凄かった。熟成肉独特のソウルフルにシャウトするような旨味と、ねっとりと口に絡みつくような食感は独特で、頬張るにつれ猛烈な背徳感にさいなまれた。(お手数ですがTop写真をご参照ください)付け合わせにマッシュポテトとクリームスピナッチを頼めば、ああアメリカの味、と納得。ほうれん草をクタクタに煮たクリームスピナッチはステーキのソースにしてもOK。人生経験豊富なむきは「ポパイだ! ポパイ」と盛り上がること請け合いだ。満腹になって店を出れば、扉の外が芋洗坂で驚いた。店に入りいつしか、心の底からNY滞在を楽しんでいたからだ。その扉は背徳的なまでの美味へと至る、ほんの僅かな国境でもあるようだ。

  • Empire Steak House Roppongi
    エンパイア ステーキ ハウス ロッポンギ

    東京都港区六本木6-7-11 1F(カンデオホテル1階)
    tel. 03-6721-1909
    ランチ:11:30~15:00(LO 14:00)
    ディナー:17:00~23:30(LO 22:30)
    日・祝 17:00~23:00(LO 22:00)

  • CADILLAC XT5 CROSSOVER Platinum

    直噴3.6ℓ V6エンジン+8AT、
    そしてキャデラック初となる
    ジョイスティック電子制御シフター
    採用のモダン&ラグジュアリーSUV。
    全長×全幅×全高=4,825×1,915×1,700㎜
    ¥7,549,200(税込)

※「Cadillac PLACE」に掲載されている記事は、取材当時の内容です。お客様がご覧いただいた時点と情報が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

 
BACK NUMBER
  • Vol.19
    ひと皿入魂で54年、8席のみの竜宮城|HIYOKO

    2015年3月に東京と北陸新幹線が行き来するようになって以来、金沢は〝かがやきバブル〟に湧いており(かがやきは北陸新幹線最速列車名)、市内名所はどこも常に賑わっている。 続きを読む