心の扉を開け放て Shoko 心の扉を開け放て Shoko

September 12, 2017

心の扉を開け放て Shoko

Cadillac XT5 CROSSOVER for POWER WOMEN PROJECT

Text by

Masashi Taki

Photographs by

Takao Ohta

NY州ロチェスター工科大学で写真を専攻。卒業後、ハリウッドセレブを撮り続けているバックステージフォトのパイオニア、ロクサンヌ・ローウィットのスタジオでアシスタントをしながら、フォトグラファーとして活動を始めた。ロクサンヌから得たものは? ときいてみると、「沢山の事を学んだわ。ロクサンヌの仕事を通して数多くのハリウッドスターや有名人を見てきたの。そこでどんな地位のある人間でも人は人、というスタンスを学んだ。私が写真家になってセレブの写真を撮る上では大事な事だったと思っている」と、屈託がない。

アメリカに住み始めて数年後のこと、友人とのふとした会話で、彼女は“心の扉を開ける”ことに。「アメリカ育ちの友人はとても自身に正直で、日本で育った自分はまわりを絶えず気にしている。人を不快にさせない、空気を読むという能力が、自然に備わり鍛えられている。その副作用で、心の扉を閉じている状態がデフォルトになっていた。だから自分が本当はどうしたいのか、自分の思いすら、実はわかっていないことが多かったの」。以来、意図して心の扉を開けるようにした。すると、ややナーバスになっていた自身の英語、稚拙に思っていた発音も気にならなくなり、飛躍的に喋れるように。やがてフォトグラファーとしての道も開けた。

クルマが好きで、NYの街中に住むようになっても傍らには愛車が。「街はストレスフルだから週末ごとに、海に行ったり山に行ったり。でもNYの街から出るのもやっぱりストレスフル。1ブロックを通過するのに1時間半かかったこともあります(笑)」。

彼女はNYでCadillacハウスも撮影している。「Cadillacハウスはクルマのショールームでは無くて、ラグジュアリーブランドのサロン、ラウンジといった雰囲気。シンプルでモダンで、とても洗練されています。カウチでくつろいでいる傍らで、ビジネスミーティングをしていたりするのがNYっぽいですね」。

Cadillacハウスを訪ねたり、Cadillac XT5 CROSSOVERに触れたりして、ShokoさんがCadillacに抱くイメージは変わりましたか? 「もともとアメリカ車好きでCadillacのどっしり感が好きでした。とてもモダナイズされましたが、私のなかのイメージは変わっていません。CadillacはCadillacのスタイル、伝統をキープし続けていると思います」。

ファインダーをのぞきながら、時に微笑む彼女は美しい。NYに鍛えられ、それでも心の扉を開け放ち続け、タイトルでは無く人として人に会い、撮り続けてきた。その美しさには、ちゃんと理由があるのだった。

「Cadillacのタフなシルエットは雪のNYにとても映えそうですね」とShokoさん。